「積層する光 ― 光を削り出す彫刻」

透明アクリルを精緻に重ね合わせた構造体は、
まるで“光を彫刻した”かのよう。
10mmの厚みが生む奥行きと立体感、断面のエッジがもたらす
シャープな光のグラデーション。
光源が内部から拡散し、積層ラインごとに揺らぎや陰影を纏う様は、
静けさと躍動感が同居する現代的な光のオブジェです。

Layerの3つのPoint

Point. 01

積層構造による立体的な造形
エッジの効いた幾何形状など、目的に応じた彫刻的なデザインを実現。
遠くから見ると一体感があり、近づくと層の重なりが視覚的な奥行きを生む。

Point. 02

光の屈折と分散
アクリルの各断面が微細に光を屈折・反射させ、光の“滲み”や“きらめき”を演出。
特に積層面の断面が光をキャッチして、エッジから光が線状に浮かび上がる現象（ライトガイド効果）を生む。

Point. 03
見る角度によって変化する表視点を変えるごとに、光の走り方、奥行き感、陰影の位置が変わり、
動的な美しさが生まれる。
昼間は彫刻的オブジェとして、夜間は幻想的な光の彫刻として存在感を放つ。